パリ五輪と寝具メーカーが賭けるワケ
24.09.13
今年は、パリ五輪が開かれました。そのパリ五輪ですが、ご存じの通り五輪ともなれば様々な企業がスポンサーとして参加します。実は、その中に参加するほぼ全ての選手がお世話になる日本の企業ありました。それが、「エアウィーヴ」です。
パリ五輪とパラリンピックの選手村に1万6千床ものマットレスを提供。ベッドの本場であるヨーロッパでの開催で、日本のマットレスが採用されるのは快挙。ほぼ全ての選手が、エアヴィーヴのマットレスで睡眠をとった後に、大事な試合に臨むことになります。先日TV番組「ガイアの夜明け」で、この舞台裏を放送していました。
「エアヴィーヴの社長が五輪にかける想い」「マーケティングの視点から見る五輪」「フランス人のいい加減さ」などなど、面白いところがたくさんありました。では、なぜエアヴィーヴが五輪に賭けるのか」という視点から、睡眠の重要性について紐解いてみましょう。
エアウィーヴが発売されたのは2007年。それから、17年。今や売上は200億越え。しかし、発売された当初は全くと言っていいほど売れず、社員はやることがなくて「草むしり」に没頭したとか・・(笑)
そんなエアウィーヴがとった作戦が「スポーツ選手に提供する」というもの。
気に入ったら使ってください。
そんな控えめな提案だったものの、最初にエアウィーヴの良さに気がついた選手がフィギュアの浅田真央選手です。浅田選手はエアウィーヴを使って「睡眠の質の大切さ」に気がつかれたとか。ちなみに、浅田選手が遠征にも持っていくほどエアウィーヴを気に入ったことを、エアウィーヴの社長は TVの中継で知ったとか・・!
エアウィーヴ」の「スポーツ選手に提供」作戦は続きます。
・2008年:北京五輪
・2010年:バンクーバー五輪
・2012年:ロンドン五輪
と日本の選手へのマットレス提供枚数を増やしていき、2013年からアメリカのスポーツ教育施設”IMGアカデミー”にて睡眠研究を開始しました。そこで得られた結果が、こちらページに掲載されている内容です。
なんと、エアウィーヴで寝るだけで「スポーツの成績が向上する」という結果が得られたのです。「睡眠の質は大事」ということを目に見えて実感できるもの、それがスポーツ。だからこそ、寝具メーカーエアウィーヴは、五輪を販促のトリガーとして賭けてきたのですね。
さて、ここまで「エアウィーヴの社員ですか!?」というような記事を書いてしまいましたが(笑)、私が言いたいのは「エアウィーヴが良いらしいから、それで寝なよ」ってことではありません。5,000円の敷き布団で子どもと”おしくらまんじゅう”して寝ている私に、10万越えのマットレスを他人にオススメするなんて・・そんな無責任なことは出来ません。。。
お伝えしたいのは「睡眠って、やっぱり大事なんだよ」ということです。元プロ野球選手である高森勇旗さんが書いた本「降伏論」に面白い一説がありました。
パフォーマンスは”上げる”ものではなく、”取り戻す”ものであり、”回復する”ものなのだ。
降伏論「できない自分」を受け入れる
「パフォーマンスを取り戻す」そのために出来ることが沢山ありますが、そのうちの一つが「睡眠」だということは、様々な研究によって自明の理となっています。
睡眠は、毎日行っているものだからこそ「悪くなっている」という事実に気が付きにくいんですよね。
私自身も、引越しによって睡眠環境が良くなったことで、明らかに睡眠の質が良くなって驚いたことがあります。
それまで、自分の睡眠に不満を持っていなかったからです。
・寝室を遮光・防音カーテンに変える
・よ部屋の温度を適温に設定する
などなど。今の寝室を
・より静かで
・より暗く
・より快適な寝室
にする工夫を考えてみてはいかがでしょうか?あなた本来のパフォーマンスを取り戻しすきっかけになったら嬉しいです^^
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この記事を書いた人
リケジョママ
東京工業大学卒業後、製薬会社に入社。MRを経験したのち2018年にヨガインストラクター・フリーライターとして独立。「気になったらとことん調べる」リケジョ的な視点と、1才3才のママとしての視点から執筆を中心に活動中。「パフォーマンスは向上させるのではなく取り戻す」がモットー。